風流 加藤清正虎退治

1番運行
物語部門

風流加藤清正虎退治

上金沢町若連囃子:仁間囃子若連

解説

「賤が岳の七本槍」「地震加藤」そしてこの「虎退治」など、秀吉の侍臣として、戦国武将として、加藤清正ほど民衆に親しまれた武将はないでしょう。
国内統一を成し遂げた秀吉の野望は朝鮮征討(一五九二年文禄元年)に目を向ける。だがこの出兵は最初から無理があった。渡鮮して間もなく種々の病や猛虎の襲撃を受一け朝鮮統一は、この虎群を退治せねばと後藤又兵衛、木村又蔵らと共に槍を振るって一大活躍した。さしもの猛虎群も清正らの武勇の前に屈した。
この場面は清正が荒れ狂う大虎をしとめるところである。
戻る