風流 元寇「神風疾風怒涛」

13番運行
物語部門

風流元寇「神風疾風怒涛」

落合町若連囃子:萩野囃子若連
物語部門最優秀

解説

 奥州衣川の戦いで生き延び、大陸に渡った源義経がモンゴル帝国を成立させたチンギスハンであるという伝説があります。その子孫、元のフビライハンは、日本を侵略しようと高圧的な国書を鎌倉幕府に送りますが、朝廷は無視し、執権北条時宗は九州の武士達に命じ戦いに備えました。文永十一年、元は約三万の大軍で襲来、幕府軍は苦しめられますが、台風が吹き荒れ元軍は敗退しました。弘安四年、元軍は再び十四万の大軍で襲来しましたが、全国の武士達が奮戦します。また、日蓮が護国安泰を祈願したところ、またも起こった暴風雨のために、元軍は壊滅的な打撃を受け再び敗退しました。二度の暴風雨による勝利。これが元寇の神風です。

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