風流 大江山伝説

4番運行
物語部門

風流大江山伝説

上金沢町若連囃子:仁間囃子若連

解説

時は平安の代。丹波の大江山に酒呑童子という鬼が棲んでいた。酒呑童子は茨木童子ら多くの手下と共に夜な夜な都に現れては、悪行の限りを尽くしていた。
あまりにも酒呑童子が悪行を働くので帝は、源頼光に酒呑童子討伐の勅命を下す。頼光は渡辺綱ら四天王と共に山伏姿に身をやつし、道に迷ったふりをして鬼の岩屋にたどり着き、一晩の宿を願い出た。
やがて酒宴が開かれると、頼光は人間が飲むと神の力が身につき、鬼が飲むと力を封じ込められるという、神より授かった「神便鬼毒酒」を飲ませ、酒呑童子の体を鎖で縛り、その首を掻き切って成敗した。
戻る