風流 加藤清正虎退治の場

12番運行
物語部門

風流加藤清正虎退治の場

上金沢町若連囃子:鳥越囃子若連

解説

「賊が缶の七本槍」「地震加藤」そしてこの「虎退治」と秀吉の侍臣として、又戦国武将として此の人ほど幾世代も通じて民衆に親しまれた武将はないでしょう。
国内統一を成し遂げた秀吉の野望は朝鮮征討(一五九二年文録の役)に目を向けた、だがこの出兵は最初から無理があった。渡鮮してまもなく種々の病や猛虎の襲撃を受け朝鮮統一は此の虎群を退治せねばと木村又藏、俊藤又兵衛らと共に槍を振って大活躍さしもの猛虎群も日本軍の武勇の前に屈した。此の場面は清正が荒れ狂う大虎をしとめるところである。
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