風流 舟弁慶

15番運行
歌舞伎部門

風流舟弁慶

千門町若連囃子:本合海囃子若連

解説

文治元年十一月、兄頼朝の疑念を晴らすため、義経主従は摂津の大物浦から海路九州へ向った。ほどなくして空は黒雲海は大荒れとなり、平家一門の怨霊が現れ行く手を阻んだ。ことさら知盛の亡霊は波を逆巻き轟々と風を送り、薙刀で義経に斬りかかる。弁慶が舳先に立って数珠を握り、一心不乱に祈ると、波は静まり風もおさまって穏やかな海に還る。さしもの悪霊もかすかに揺れる波間の泡となって消え失せてしまった。
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