風流 おりひめ伝説「星の降る街・しんじょう」

4番運行
物語部門

風流おりひめ伝説「星の降る街・しんじょう」

上茶屋町若連囃子:松本囃子若連

解説

天の川のほとりに、天帝の娘で織女という美しい天女が住んでいた。天帝は、機織に精を出している織女と牽牛という牛飼いを結婚させた。ところが、織女は牽牛との暮しに夢中になり、機織をやめてしまった。怒った天帝は、再び天の川の岸辺に戻って機織をするように命じた。織女は年に一度牽牛と逢えることを楽しみに、以前のように機織に精を出した。七月七日に雨が降ると、天の川の水かさが増し、向こう岸に渡ることができなくなる。二人は、互いへ思いを寄せながら涙する。するとどこからともなくカササギの群れが飛んできて、翼を広げて橋になり、織女を牽牛のもとへ渡す手助けをしてくれるそうだ。
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