風流 寿曽我

4番運行
歌舞伎部門

風流寿曽我

沖の町若連囃子:山屋囃子若連

解説

曽我兄弟が小林朝比奈の手引で、工藤祐経に対面し血気はやる五郎はいきり立つが兄十郎や朝比奈になだめられ再会を約して別れる。簡単な筋ながら座頭役の工藤荒事の五郎和事の十郎道化役の朝比奈など役柄の典型をそろえて出演者一同が勢ぞろいして初春を寿ぐという儀式的な性格がよろこばれかつ、歌舞伎の様式美を十分に発揮する一幕である。
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