風流 川中島守護神降臨

17番運行
物語部門

風流川中島守護神降臨

上金沢町若連囃子:仁間囃子若連
ゆめりあ展示

解説

時は永禄四年九月、所は川中島。毘沙門天の化身・上杉謙信、対するは持国天を信仰する宿敵・武田信玄。義をもって信濃の秩序を回復しようと、一万三千の兵とともに朝霧に隠れ急襲をかける上杉軍。武田の本陣に信玄の姿を認めるやいなや、単騎で乗り込み、大太刀を振りかざし切りつける謙信。抜刀する余裕すらなく、軍配で身差守るばかりの信玄。若き景勝、兼続の主従は、謙信公の義の心と勇猛な戦いぶりに憧憬の念を抱きつつ、上杉の愛民の精神を確かめ合うのであった。この時、織田信長二十七歳。天下統一に向け、いずれ戦うであろう両者の合戦を眼光鋭く見つめていた。
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