風流 日本神話 八岐大蛇

15番運行
物語部門

風流日本神話 八岐大蛇

大正町若連囃子:休場囃子若連

解説

それは遥か遠い昔、神々がこの国を造りし頃、天照大神の弟君である須佐之男命の勇壮な物語です。出雲の国に降りたった須佐之男命は、老夫婦が美しい姫と泣き悲しんでいるのにであいます。「この地斐伊川では、赤い目の八つの頭と尾を持つ山岐大蛇が、年ごとに来ては娘を呑んでしまいます。ついに今年は最後の娘となりました。」これを聞いた須佐之男命はあわれに思い、強い酒を造らせ八つの酒壺になみなみとつがせます。やがて大蛇が現れつぎつぎに飲みほし、眠入ったところを十挙剣で切り散らすと、斐伊川は血で真っ赤に染まった。神世の夢に思いをはせ、大正町若連が初めて挑む山車です。
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