風流 新義経物語(知盛の怨霊と狐忠信)

8番運行
物語部門

風流新義経物語(知盛の怨霊と狐忠信)

落合町若連囃子:萩野囃子若連

解説

鎌倉時代、平家を滅ぼして都に凱旋した源義経だが、兄頼朝から追われる立場になった。義経はわずかな家臣と都落ちした。静御前は義経の後を追った。敵方より静が捕らわれた。義経の忠臣、佐藤忠信が静を敵より救った。義経は忠信に源九郎の名と鎧を譲り静を託した。義経一行は、北陸より最上川をさかのぼり、本合海の船着き場に着いた。平知盛の怨霊は、義経一行を待っていた。忠信は静の身辺警護を終え、義経の後を追って八向楯まで来ると、知盛の怨霊が龍と化し義経一行を襲っていた。忠信と義経より初音の鼓を与えられた狐忠信は、神通力で知盛の怨霊から、義経の危難を救った。義経一行は、休場から亀割を越え、瀬見、平泉へと行ったと伝えられている。
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