風流 平将門の乱外聞記

17番運行
物語部門

風流平将門の乱外聞記

末広町若連囃子:角沢囃子若連

解説

天慶年間平将門の乱起り藤原秀郷、平貞盛の連合軍営営陸國(茨城県)猿島郡北山の将門の陣営を攻めたが烈しい向風も併って苦戦を続けている折突然と一匹の狛犬現れ将門の陣営に襲い暴れ廻る余りの勢に敵陣は乱れ背走し初める。この時ぞと連合軍は一気に攻込み掛けたのである。この戦で将門は流れ矢に当り戦死し将門の乱は終る。後に戦の神様八幡神社の守護従として狛犬を神前に供える様になったのを初め、諸々の神社にも供え奉る様になったと云い伝えられている。この山車は戦の場面の狛犬の伝説を山車風に演出したものであります。
註、この時代宋人に高麗(今の北朝鮮)より文明文化の伝来あり日本に帰化した人も多い。狛犬も高麗より渡り来たるものと云われている。
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