風流 「助六」

7番運行
歌舞伎部門

風流「助六」

下金沢町若連囃子:鳥越囃子若連

解説

髯の意休という老伊達者に対し、男達助六が吉原全盛の傾城揚巻を張合う。意休が三浦屋の店先で恋敵助六の悪口を並べたてるが揚巻はあべこべに意休をこきおろしののしる。その時、尺八の音と共に現れた助六を傾城衆は大歓迎。おもしろくない意休は、かっとなって刀を抜こうとしたか思い返して抜かない。そもそもその力こそ助六が父の仇工藤裕経を討つことになる友切丸なのであり…御存知、歌舞伎十八番“助六由縁の江戸桜”の場である。
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