風流 かぐや姫

21番運行
物語部門

風流かぐや姫

北町若連囃子:萩野囃子若連

解説

昔、竹取りの翁というおじいさんが、光る竹の中から、かわいらしい女の子を見つけ、夫婦の子として大切に育てた。この子は三ヶ月程で美しく成人し、「かぐや姫」と名付けられた。「かぐや姫」の美しさを伝え聞いた大勢の男たちに求婚され、そのうわさは帝にまで達し、宮仕えを求められるが、彼女はこれをも断り続ける。やがて「かぐや姫」は物想いに沈む日々が多くなり翁夫婦がその訳をたずねると、自分は月の世界のもので、八月十五夜にその迎えが来るのだという。その当夜「かぐや姫」はお供の天人達に守られながら月の都へと、帰っていく。
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