市川家十八番を海老蔵が独自の解釈と脚本で復活させた題目。蛇柳は梗概し か伝わっておらず、いわば創作と言えます。 丹波の助太郎が亡き妻への執着を語り 狂乱になる。 背後の柳が大蛇に変わり助太郎は姿を 消す。その蛇柳の精魂を住僧定賢が治めようとするが敵わない。そこに金剛丸照忠が登場し、蛇柳の精魂に立ち向かう。