風流 土蜘蛛

7番運行
歌舞伎部門

風流土蜘蛛

上万場町若連囃子:小泉囃子若連

解説

大和の国葛城山に、年古くより住み着いていて天下を狙っている土蜘蛛の精は胡蝶という美しい侍女に姿を変え、典薬からの使いと偽り、病気の源頼光に飲ませる薬に毒を盛って差し出す。倒れた頼光をみて念願をはたさんとばかり襲い掛かるが、逆に頼光によって伝家の宝刀「膝丸」で一太刀浴びせられ、土蜘蛛の精の正体を見破られ葛城山に逃げ込んだ。頼光は、我が身を救った宝刀・膝丸の剣を「蜘蛛切丸」と改め四天王にこの刀を授け土蜘蛛征伐を命じた。坂田金時、卜部季武は土蜘蛛の繰り出す妖術と応戦、ついに土蜘蛛の精を退治する。
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