風流 武蔵と小次郎

18番運行
物語部門

風流武蔵と小次郎

下金沢町若連囃子:鳥越囃子若連

解説

武蔵は江戸初期の剣術の達人。幼名弁之助。天正十八年(一五八四年)美作国宮本村の生れ。父について十手術を学び、後に二刀を使う法を編み出し、二刀流として有名な二天一流の祖。武蔵は十三才の時に初めて真剣勝負をして打ち勝って以来、六十数回の勝負では「一度もその利を失わず」とある。武蔵は又、剣だけではなく絵画、書、木彫などをよくし文化人としても一流であった。特に生涯を通じて深究した兵法の書『五輪書』は世界的にも有名で、それは生涯不敗の剣聖が掴んだ“常勝の発送”でもあり現代社会にも充分に通ずるものがある。本日御覧いただきますのは御存知“巌流島の決斗”燕返しで有名な宿敵、佐々木小次郎との対決の場面であります。
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