風流 佐和山城

9番運行
物語部門

風流佐和山城

末広町若連囃子:角沢囃子若連

解説

時は慶長年間、東、徳川方、西、豊臣方の手が切れ、風雲渦を巻き一触即発を告げる頃、西の宰相“石田三成”の居城「佐和山城」では日毎、夜毎に軍評が開かれていた。折しも或る夜、徳川の隠密集団“服部半蔵”揮下のくの一が飼い馴らしたむささびを術にて巨大な姿に見せしめ、城内に忍び込ませ暴れさせた。
城兵の混乱は此の上なし、機を逃さずくの一は城中に潜入し、奥女中に化け軍評の様子を探らんとした。三成の重臣、島左近は見られぬ女人にさては「敵問者推参なり」と槍一閃突き出したるも「エィー」と跳躍一番槍先を翻したるは流石くの一なり、隠し持った鎖鎌にて応戦するが利あらずと思い、身に隠した爆薬を爆発させ逃走した。
講談本“関ヶ原前夜”より山車風に演出したものであります。
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