風流 茨木

1番運行
歌舞伎部門

風流茨木

東本町若連囃子:升形若連

解説

羅生門の近くに鬼女が出没し都の人々を悩ますとの噂を聞き、天皇は源頼に鬼を退治する様命じました。頼光の家来「渡辺綱」は武勇すぐれた若者でしたので、たった一人羅生門に行き鬼女と戦い、毛の片腕を切り落しました。「悪鬼は七日の間に必ず仇討ちに来るものだ」との話に渡辺綱はこの間その腕を金の箱に入れて大事に保存しておりました。丁度七日目に津の国から伯母がたずねて来て一度鬼の腕を見せて呉れと何回も頼みました。綱は、「帝の命により見せる事は出来ぬ」と断わりましたが、再三の願いにちょっと見せた処、「おゝなつかしき我が腕よ」と伯母に化けた鬼女は腕をつかみ取り忽ち、茨木童子の姿に変じて天高く飛び去りました。
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