風流 里見八犬伝「芳流閣」

16番運行
物語部門

風流里見八犬伝「芳流閣」

常仲町若連囃子:升形若連

解説

黒潮けひる南総滝田城主里見義実の娘伏姫は猛犬戻丸共に富山にかくれ姫と犬の奇しき生活が始まりその精気を受けた姫はいつしか身籠りその子八犬士は里見家隆昌のために力を合わせて活躍する。この場而は八犬士の一人犬塚信乃が父の遺言により家宝村雨丸を献上し犬塚家再興を願うべく古河の足利御所へ参内せしが刀の中身がすりかえられてあった。「己れふらち者、もの共斬れ」警護の武士は一勢に信及を取囲んだ。信乃はむらがる敵をきりたて御所一番の高僧芳流閣の頂上までのがれる。
「しれ者かくなる上に現八にうたせよ」罪なくして入牢中であった犬飼現八が引き出され竜虎相うのの楼上の斗争となったが、あやまって両家利根川へ真さかさま転落した。のち武勇をたたえあい義兄弟のかだめをする信乃・現八・芳流閣決闘の場です。
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