風流 坂上田村麿の鬼人退治

10番運行
物語部門

風流坂上田村麿の鬼人退治

上金沢町若連囃子:仁間囃子若連

解説

征夷大将軍坂上田村磨は八〇一年にエソ征伐の為進軍していた田村磨が陸奥国(今の岩手県水沢)の霧山ヶ岳のふもとに軍を進めて来た時である。霧山ヶ岳の洞窟にたてこも多くの部下を持ち娘をさらい、人を殺し家畜を奪って食べてしまうという、かねてから捜し求めて居た悪路王と言う鬼人を発見大奮戦の末見事その首をはねてこれを退冶したのである。
うたれた首は天空高く舞い上り二時間後田村磨の首に喰いついて来た。はねのけられた首は今の宮城県鬼首温泉まで飛んで行った。それから今の鬼首と名が付いたと言い伝えられて居るのである。
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