風流 秋葉神社由来

15番運行
物語部門

風流秋葉神社由来

北町若連囃子:萩野囃子若連

解説

現在新庄市北町に祀られている秋葉神社は人々を火災から守る神社として古くから信仰されてきました。秋葉信仰は室町時代より伝わる狐を使った呪術、飯縄信仰から派生したといわれ、ご本尊は三尺坊という修験の行者を大権現として祀っています。三尺坊とは顔は鼻の突出した烏天狗、右手に剣を左手に索を持ち、背には双翼を張り火炎光を負って白狐の背中に立つ、すなわち迦楼羅神の姿をしています。山車では信州戸隠村で信仰の篤い母親が三尺坊を身ごもっだ時、観音様が迦楼羅の姿で現れる夢を見たという伝承をモチーフに、長い間の修行の末、神通不思議の験力を得、遠州春野山へ飛翔する三尺坊を現しています。この荘厳にして霊験あらたかな山車をご覧の際はどうぞ合掌して下さい。権現様の御利益で恐ろしい火事からあなたの身と財産をお守り下さいます。
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