風流 信長桶狭間の合戦と義元の最期

13番運行
物語部門

風流信長桶狭間の合戦と義元の最期

落合町若連囃子:萩野囃子若連

解説

一五六〇年(永禄三年)、尾張国桶狭間で今川義元と織田信長が雌雄を決した戦いである。
駿河の今川義元は、二万五千の兵を率いて尾張の国境を越えて沓掛に陣した。信長は鷲津、丸根、中島に砦を設けて今川軍を阻止しようとしたが、鷲津、丸根の両砦が攻撃を受けた。この飛報に信長は意を決し、急きょ出陣を命じ、清洲城から疾駆し、中島砦に進み一気に義元の本陣に迫った。義元は沓掛を出て桶狭間の北、田楽狭間に陣を進め休んでいた。信長は折からの暴風雨を衝いて兵二千を太子ヶ根の頂上から義元の本陣を急襲し義元を討った。尾張の小大名に過ぎなかった信長は戦国武将として名を高めた。
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