風流 竹取物語(かぐや姫)

17番運行
物語部門

風流竹取物語(かぐや姫)

新松本町若連囃子:泉田囃子若連

解説

平安初期の時代、竹取の翁というおじいさんが、竹の中からかわいらしい女の子を見つけ、夫婦の子として育てた。その子は、美しく成人し「かぐや姫」と名づけられた。「かぐや姫」のその美しさに、多くの男たちが求婚するが、「かぐや姫」は結婚の条件としてそれぞれに難問を課し、一男たちは失敗をする。そのうわさは帝にまで達し、宮仕えを求められるが、彼女はこれをも断り続ける。やがて「かぐや姫」は、物思いに沈む日々が多くなり、翁夫婦がその訳をたずねると、「自分は月の世界の人間で、八月十五日夜にその迎えが来る」と言う。その夜、「かぐや姫」はお供の人たちに守られながら月の都へと帰っていく。
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