風流 滝の白糸

16番運行
物語部門

風流滝の白糸

北本町若連囃子:山屋囃子若連

解説

明治の文豪泉鏡花の小説「義血侠血」を劇化した代表的な演劇の一つです。苦学生村越欣弥に献身的な愛情をささげる水芸の太夫瀧の白糸は学資の仕送りをする金の工面に窮して罪をおかし、やがて検事補に出世した欣弥の裁きを受ける身となりました。恩義は恩義、天下の法はまげられぬ、と極刑を宣告した欣弥は、若い生命を自ら絶ったと云う、明治時代の若い男女の心を表現した作品であります。
山車は相愛中舞台で名人瀧の白糸が水芸を演じている一場面です。
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