風流 「白浪五人男」稲瀬川勢揃の場

18番運行
歌舞伎部門

風流「白浪五人男」稲瀬川勢揃の場

大正町若連囃子:休場囃子若連

解説

ご存知「白浪五人男」の第二幕です。首尾よく浜松屋へ押し入った五人衆は、偶然にも浜松屋の主人幸兵衛が弁天小僧の実の父と知り、一同は一物も取らず稲瀬川堤へと落ちのびる。舞台は絢爛に咲きほこる桜吹雪の中を、白浪の五人男の勢揃いと名乗りのツラネになる。やがて捕り手が取り囲み、立ち回りが賑やかな鳴物入りで、鳥が花の中で遊ぶように演ぜられる。江戸の良き頃の頽廃ぶり。
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