風流 鬼若丸「鯉つかみ」

15番運行
物語部門

風流鬼若丸「鯉つかみ」

清水川町若連囃子:福宮囃子若連

解説

この場面は武蔵坊弁慶の少年時代の物語です。姫路城より北西約二里の地点に書写山円教寺と言う西国三十三番中二十七番目の寺があり、この寺の稚児鬼若丸は学問手習などそっちのけで、兵法の稽古ばかりしていました。ある時、寺の小坊主達がワアワアと大声でさわぎたてているので、鬼若丸が行ってみると、目の下八尺余りもあるような大鯉を捕まえようとしているところでした。「なんだ、これしきのものおのれ一人で沢山だ。」と叫ぶと大鯉の背にひらりと飛び乗り短刀を振りかざし、ただ一つきに刺しました。後に鬼若丸は書写山を追われ比叡山に篭もり修業ののち源義経に仕え一生を義経のためにつくすという弁慶幼少のころの一場面です。
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