風流 川中島決戦

4番運行
物語部門

風流川中島決戦

北町若連囃子:萩野囃子若連

解説

永禄五年九月九日(西暦一五六一年十月二七日)深夜、武田方の軍師山本勘助は軍勢二万を二手に分け、本隊を犀川と千曲川の合流地点の川中島に、もう一方を妻女山に陣を敷く上杉一万三千に向かわせる。夜明けと共に上杉を襲い山を下らせ本隊と狭撃しこれを殲滅する作戦である。一方、武田方の炊煙がいつになく多いことから謀を見抜いた上杉謙信は一切の物音を立てることを禁じ、夜陰に乗じて山を下り千曲川を渡り、武田信玄の本隊の前に布陣する。十日午前八時頃、川中島を包んでいた濃い霧が晴れると共に突如眼前に現れた上杉謙信。驚く武田信玄めがけ猛然と襲いかかる。川中島決戦の火蓋は切られた。
戻る