風流 本能寺の変

14番運行
物語部門

風流本能寺の変

東本町若連囃子:升形囃子若連

解説

天正十年、戦国時代の真っ直中、天下統一目前の織田信長は安土城を本拠とし、家臣を全国各地に派遣し闘っていた。六月、明智光秀は信長より毛利討伐の援軍を命じられ、丹波亀山城より一万三千の兵を率いて出陣し、羽柴秀吉軍と合流するため行軍していた。しかし光秀は桂川を渡った所で、突然「敵は本能寺にあり」との号令の下、京都へ向かった。翌早朝、光秀の謀反を知った信長は、森蘭丸等わずかな手勢で応戦するも圧倒的多数の明智軍の前に為す術なく、信長は蘭丸に火を放たせ、自刃したと言われている。信長の天下統一の夢は、光秀の謀反により消え去った。
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