風流 児雷也

17番運行
物語部門

風流児雷也

下金沢町若連囃子:鳥越囃子若連

解説

皆様おなじみの児雷也は、中国明代の実話からヒントを得、江戸時代後期に読本として発表され、以後歌舞伎、浮世絵に流行しました。主人公の児雷也は、蝦蟇(がま)の妖術を使って悪をこらしめる怪盗です。この場面は適役に大蛇の精を受ける大蛇丸(おろちまる)、味方に蛞蝓(なめくじ)の術使い綱手を配し、三者互いに秘術を尽くして闘うという、三すくみといわれる豪壮華麗な場面です。
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