風流 竜宮城

15番運行
物語部門

風流竜宮城

沖の町若連囃子:山屋囃子若連

解説

丹後の国(京都府)水江の浦島子という男(浦島太郎)が海辺で大ガメを助け、そのお礼に竜宮におもむき、大いに歓待を受け、三年をへて父母を思い望郷の念にたえず、しばらく帰って再びもどりたいという。
乙姫は、再会を期すならけっして開けてはならないと、玉手箱を与えて別れる。しかし竜宮では三年と思っていたのに、三〇〇年余も過ぎて知る人もなく、ついに乙姫の言葉も忘れて玉手箱をあけると、たちまち芳しいランのごとき香りが月と雲とを率いて飛び去ってしまい、再び会うことができなくなったと言う。
浦島太郎が三年という月日を過した竜宮城を、沖の町若連が過去十一回という最優秀賞の実績で、今年も総力を上げて製作致しました。
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