風流 一寸法師

6番運行
物語部門

風流一寸法師

上万場町若連囃子:小泉囃子若連

解説

昔、昔、摂津の国難波に住んでいたある夫婦ものが子供がいないので住吉明神に祈願しました。夫婦は明神さまの御利益で子宝をえました。その名を一寸法師と呼んでかわいがりました。一寸法師はてのひらにのるほど小さな子ですが、大変勇気のある子供でした。ある日、一寸法師はお父さんとお母さんにお願いしました。「ぼく京へ行って立派な人になって参りますから行かせて下さいと」。お父さんは、針の刀を作って下さいました。お母さんは、おわんの舟とはしのかいを下さいました。都へ上った一寸法師は三条の大臣の所へ召しかかえられ、お姫さまのおつき人となりました。そして、ご存知「鬼退治」をやり、打ち出のこづちで立派な武士となり、年とった両親に孝行をつくすと云う物語です。
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