紅葉狩

9番運行
物語部門

解説

 美しい紅葉に彩られた信州戸隠山。
 紅葉狩に訪れた平維茂は、更科姫一行に出会い酒宴に誘われます。維茂は盃を重ね更科姫の舞に見とれている内に寝入ってしまい、いつの間にか姫たちは山中に姿を消しました。
 すると夢の中に戸隠山の山神が現れ、実は更科姫が鬼女であることを告げ、維茂を起こそうとします。しかし、維茂は目を覚まさず、山神は諦めて退散してしまいます。
 やがて維茂がはっと目を覚ますと酒宴の席は跡形も無く、鬼女となった更科姫が襲い掛かります。維茂は名刀「小鳥丸」を抜いて立ち向かい鬼女を討ち取るという名場面です。

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