風流 三人石橋

10番運行
歌舞伎部門

風流三人石橋

北本町若連囃子:山屋囃子若連

解説

大江の定広は出家して寂昭法師となり難苦修業の途中に、文珠の浄土清涼山に到り、石橋を渡って、その聖地を踏まんとしたところ、彼方より笛歌聞え敬虚の心をもって佇むうち絢爛たる牡丹を分けて獅子が現れ、雄壮華麗な獅子舞を見せてくれた。
これが能楽石橋の概要であるが獅子は生まれた子の強弱を試みるために、子を千尋の谷に投げこみ、途中で岩角にとりつく程の強きもののみ育てるという、いわゆる、獅子の子落しを舞台化した名場面である。
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