風流 元寇(蒙古襲来)

8番運行
物語部門

風流元寇(蒙古襲来)

落合町若連囃子:萩野囃子若連
物語部門最優秀

解説

鎌倉時代、元(蒙古)のフビライハンは、日本を侵略しようと二回にわたって九州の博多湾に大軍を差し向けた。執権北条時宗は、九州の武士達に命じ沿岸の警備をさせた。一二七二年(文永十一年)、元は約三万の大軍で来襲し、その一部は上陸した。幕府軍は、元軍の優れた集団戦法と火薬の使用で苦しめられたが、台風が吹き荒れ元軍は敗退した。(文永の役)一二八一年(弘安四年)元軍は再び十四万の大軍で来襲したが、わが方も、石塁を築いたり竹崎季長、大矢野兄弟など全国の武士が奮戦し、また、日蓮が身延山にこもり護国安泰を祈願したところ、またも起こった暴風雨のために壊滅的な打撃を受け、再び敗退した。
(弘安の役)
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