風流 日本の神話「天照大神とスサノオ」

10番運行
物語部門

風流日本の神話「天照大神とスサノオ」

若葉町若連囃子:飛田囃子若連

解説

その昔、天上に女神天照大神の治める高天ヶ原という国がありました。ある時、その弟のスサノオが、父イザナギの怒りをかい、神の国を追われて、天照大神の許を訪ねて来ました。天照大神は、その訳を聞き、これを国に入れたのですが、スサノオはそこで乱暴の限りを尽くしました。その所業に怒った天照大神は、天の岩戸に身を隠してしまいます。そのために、世界は闇に包まれてしまい、困った神々は皆で考えた末、岩戸の前で賑やかな宴を開きアメノウズメを踊らせました。そして外の様子を不思議に思って、岩戸を少し開けた時、強力の神が岩戸を引き開け、天照大神が現われ再び世界に光が戻ったといいます。
その後スサノオは地上に降り、出雲の国で八俣の大蛇を成敗し、大蛇の尾から出てきたクサナギの大刀を、天照大神に献上したという事です。
戻る