風流 石川五右衛門「楼門五三の桐」

17番運行
歌舞伎部門

風流石川五右衛門「楼門五三の桐」

沖の町若連囃子:山屋囃子若連
歌舞伎部門最優秀

解説

大盗賊石川五右衛門は河内国に育ち、戦国時代の動乱に乗じて人の名を高め、大閤秀吉の寝所に忍び込んでその寝首を奪おうとしたという伝説まで生んだ人物です。この五右衛門を扱ったこの物語は真柴久吉(秀吉)に破れた大明国の宋蘇卿がその遺児五右衛門に日本掌握を託することから始まります。
南禅寺山門に身を忍ばせる五右衛門は暮れゆく京の春景色をしばし恍惚として見とれている。銀煙管をくわえて思わず名ぜりふ。「絶景かな絶景かな春の眺めは値千金というが小せえ小せえ。俺の目からは一見万々両よ。それにしてもうららかな眺めじゃなあ。」そこへ現れた一人の巡礼。彼こそ父の敵である久吉の変装と見やぶった五右衛門はとっさに手裏剣を打ったが、久吉はそれを柄杓で受けとめ、双方は後日を期して別れた。
豪華絢爛たる歌舞伎の真骨頂を沖の町若連の熱意で敢えてここに再現します。
戻る