風流 土蜘蛛「蜘蛛の拍子舞」

3番運行
歌舞伎部門

風流土蜘蛛「蜘蛛の拍子舞」

千門町若連囃子:本合海囃子若連

解説

平家物語の「剣の巻」にある場面。源頼光は奇病に伏し病床で苦しんでいた所、幽かなろうそくの影から異形の法師が近づき、縄でしばろうとした。
頼光は驚いてとび起き、枕元の名剣「膝丸」を取り法師に斬りつけた。
かけつける四天王の者達が頼光の指す法師の流した血をたよりに北野の塚まで行き、その大塚を掘り起こしてみると、中から土蜘蛛の精が現れ、頼光めがけて千筋の糸を投げてきた。
その時四天王随一の剛の者坂田の金時は「おのれ曲者」とばかり土蜘蛛と大立廻りのすえ、ついにこれを仕止めた。
これ以来、名剣「膝丸」は「蜘蛛切丸」と名付けられた。
歌舞伎の中でも荒事として名優が競って演ずる名場面である。
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