風流 藤原おとめの大ダコ退治

4番運行
物語部門

風流藤原おとめの大ダコ退治

上金沢町若連囃子:仁間囃子若連

解説

天武天皇の頃、藤原不比等は、奈良に釈迦堂を建立した。
唐の高宗皇帝は、釈迦堂に祭るようにと、三つの宝玉を不比等におくった。
宝玉をのせた船が志度の浦の沖にさしかかった時、大暴風雨となり難破しかかった。
そこで宝玉のひとつを、海神にささげ、海のいかりを静めた。
後になって、不比等はその宝玉をさがすため、志度の浦に行き、美しい海女、おとめと結婚した。
おとめは、海底で宝玉をさがしもとめたが大ダコにからみつかれ、必死の決闘となったが、見事大ダコを退治し、無事宝玉を取りもどした。
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