風流 菅原伝授手習鑑(吉田社頭車引の場)

5番運行
歌舞伎部門

風流菅原伝授手習鑑(吉田社頭車引の場)

北本町若連囃子:山屋囃子若連
1971_05_c

解説

時は平安朝、延喜の御代、政界では学者、政治家として歴史でも有名な菅原道真公(天神さま)を逆心ある藤原時平は目の上のコブと、道真諜反の、たくらみありと帝にざん言して、道真は遠い築紫の地に流される事になる。………
菅原家再建につくす梅王丸、桜九と時平のために、はたらく松王九は、もともと三つ子の兄弟だが、今は敵同士。
吉田社頭にて時平大臣の事が通りがかったので、これ幸、思う存分恨を晴らそうと梅王、桜丸は行列の前に立ちふさがり、供をしていた、松王丸と車で烈しく争う時、車を踏み破って姿をあらわした時平大臣の威にうたれ、意趣をのこして後日を期してわかれる。
吉田社頭、三兄弟車引の場である。
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